100percent　モイスカップ　バニラ

100percent　モイスカップ　バニラ

口元がぽってりとした琺瑯仕上げのような形、クリーミーなラテのようなマーブル模様を写した柔らかな印象のモイスカップ。

しっとりと新鮮な質感の磁器のマグカップです。

マーブル模様と質感

陶磁器の生産には素焼きをした後 色の上薬をかける施釉という工程があります。この工程は、大きなバケツ状の入れ物に液体状で用意された上薬（＝釉薬）の中に、素焼きの器を　どぶん、とくぐらせ　満遍なく器に釉薬をかける作業。

液体の中には色の成分が混ざっており、時間がたつとその成分は沈殿してしまいます。均等に施釉するには常に釉薬を攪拌し、釉だれがおこらぬよう、丁寧な熟練の技が必要です。

マーブル模様の釉薬がかかっているモイスカップは、1色の釉薬に別の釉薬を、　ちょうどコーヒーに液体のクリームをいれるのようなイメージでたらし、その2色がおりなすマーブル模様を絶妙なタイミングで器に施す、という高度なテクニックのもとに作られています。

釉薬をたらす技術者、器に施釉する技術者、2名のペアの　息がぴったりあわないとよい模様が現れません。またひとつひとつ　すべての商品が異なる模様になるのも特徴です。

モイスカップは焼きあがった陶磁器にさらに1工程を加え、通常の陶磁器には成し得られなかったしっとりと優しく手に吸い付くような、独特の質感が加えられています。

陶磁器にこの1工程を足してみよう！とひらめいた１００％さんの柔軟なアイデア！そして熟練ペアの阿吽の施釉技術。モイスカップ誕生の背景にはこんなストーリーがあります。

■素材

磁器

■サイズ

W123×D98×H78mm

■その他

外側はしっとり、内側はつるんとした質感です。

マーブル模様の出方は商品によって異なります。

写真はイメージとしてご覧ください。